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2006年01月10日
教材ビデオ
そろそろ後期も終わるが、某実習が、ヤバイのである。文系色のつよい学生たちに、むりやりプログラミング(のほんのさわり)を教えているのだが、これが全く進まない。しかも、人数もそこそこ多い。説明しなければならないことが多いのに、全体に一斉に説明したのではなかなか行き渡らないのである。説明漏れもたくさんある。これではわかるわけない。そこで、苦肉の策で、私の分身を作ることにした(^^;;)
分身って、たいそな言い方だが、要するに、解説を録画したビデオである。パソコンの画面をダウンスキャンコンバータでビデオ解像度にして、実際の VisualBasic を操作し、随所に説明用の powerpoint で字幕を出しながら、しゃべって録画するのである。内容を細かく割って 1 分ぐらいの短さにし、パソコンに取り込んで web に載せ、学生は必要な箇所を随時、何回でも見られるようにするのである。
無理矢理 23 時ぐらいまでかかってぶっつけ本番で録画し、さあデビュー。結果は…大失敗。(;_;)
この手の解説ビデオは、実は「音声が命」である。大半の重要な内容は、音声でしゃべっているのである。このデビュー作は、音声が小さすぎてよく聞こえないのだ。これじゃ out of 論外。落第。やりなお〜し。
元音声屋が、音声の聞こえない教材ビデオをこしらえたなんて、シャレにならん。でも、ディジタルは録音レベル限界をオーバーすると致命的に劣化するので、大きく録音するのも実は難しい。どうしよう。…てなわけで、買い物に走ることになりました。コンプレッサー。これだ。←ヘタさを機材でカバーしようとしている(^^;)。
さてどうなることやら。
投稿者 Makoto Hiroshige : 2006年01月10日 22:00