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2010年05月25日

教員採用試験のピアノ練習のお手伝い

2010 5/25 小学校の先生になるためには、ピアノを弾けなければなりません。教員採用試験で、小学校の音楽教材から選んだ曲目を、ピアノで伴奏しながら歌うのです。それから「バイエル」なるものも弾かねばなりません。

さて、ウチの大学4年生たちも、試験が近づいてきてあせってまいりました。某 K さんはビアノがニガテ。友達で音楽が得意な学生にピアノを習ってはみたものの、右手と左手がばらんばらんだ、こりゃ大変だ、とかなんとか言われて、見放されてしまったようです。ま、その友達も受験生なので忙しいのであります。で、万策尽きたのか、私なんかのところにやってきた。

かくして今日は、ピアノのおさらいのお手伝いです。まずは右手から。おや、結構弾けるじゃありませんか。手の形もばっちりだし。では左手をつけてみましょう。ありゃりゃ。パニックになってしまいました。まあまあ、そう焦らない、嘆かない。ワタクシなんかも「なんとかの横好き」ながらもうン十年もピアノやら「おチェンバロ」やら弾いていますが、「ばっはっは大先生」の曲なんかでよく、右手左手がばらんばらんになってパニックになるのであります。同じです。こういうときには、やりかたがあるのです。

まず、速さ、テンポをおもいっきり遅くします。もう、よだれが垂れてきそうなぐらい、おそ〜くします。さて、この曲はほとんどが、右手に音1個、左手も音1個ですから、あとは、いつ右と左がいっしょなのか、右だけなのか、左だけなのか、を、はじめから一つずつ、確かめていくのです。ピアノの鍵盤だと、どの鍵盤をどの指で、とか、気にすることが多いので、まずはピアノから手を離して、膝をたたいてみましょう。

はじめの音は、右左一緒。両膝を両手でパン。次の音は、左だけ。左膝を左手でパン。次の音は右だけ。右膝をパン。次は一緒。その次も一緒。これで一小節。この曲はこの一小節のパターンが何度も出てきますから、これをカラダで覚えてしまいましょう。一緒、左右、一緒、一緒、何回も。

さて、出来るようになってきたら、膝ではなくて、ピアノの鍵盤をたたいて(弾いて)みましょう。はじめはずっと同じ音で。左手はずっとドの音。右手はずっとソの音にしましょうか。これでさっきの、一緒、左右、一緒、一緒、を弾いてみる。何回も。

おやおや、もう出来るようになった。これなら簡単でしょ。それでは、左手だけ譜面のように、ド、ソ、ミ、ソ、にしてみましょう。右はずっとソのまんまね。

それでは最後に、右手も初めに弾いたように、譜面通りの旋律にしてみましょう。ちょっとむずかしいね。わからなくなったら、一緒、左右、一緒、一緒、に戻ってゆっくりと確認しましょう。

……そんなこんなで小一時間。ゆっくりながら、弾けるようになってきました。全然大丈夫。むしろ覚えがよいぐらい。それではまた次回。毎日一日 5 分、一緒、左右、一緒、一緒、をやって、カラダに覚え込ませてくださいな。

投稿者 Makoto Hiroshige : 2010年05月25日 22:00

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