2001.10.11 更新

コンデンサマイクもう1セット(^^;)


AKGのコンデンサマイクを購入して、こりゃええわ〜、となってから、べつにAKGに不満があるわけではないが、なんとなくラージダイアフラムのマイクも試してみたくなっちゃって、買っちゃいました。とはいっても予算には限りがありまくるので、廉価で手に入る最近の定番、RODE NT−2。

間に合わないかと思っていたら、アルス本番一週間前の練習日 2001.9.22 の朝に届いた。届いちゃったからには録ってみなくっちゃ、というわけで、あわてて荷造りして練習会場に持ち込む。


見た目ノイマンっぽいが、値段は実勢で十分の一以下。
ついでにK&Mの定番マイクスタンドも導入。黒いやつ。
でもなんとなく、クレードルサスペンションの向きが間違っているような気がする。

練習で使っている区民センターの講義室は、視聴覚仕様の部屋で防音されているのだが、室内音響はとってもデッド。部屋の広さはアルスにはぎりぎりで、いきおいマイクとの距離はほとんどとれない。なんとかいっぱいに後ろに下がってもらい、わずかながら距離を確保。


でも、確保できているとは言い難い。まずはヘンデル。

というわけで、予想通り大変近くて生々しい録音のできあがり。でも弦楽器には「ハコ」があり、その「ハコ鳴り」も捉えるので、そこそこ響く。チェンバロはいちばん離れているのに、AKGもそうだったが、ハコ鳴りをがんがん拾う(ので嬉しい)。離鍵ノイズも拾いまくる。でも音色はAKGのほうがいいかな〜。く言われるように多少高音が強調されるような気がする(が、スペックと風評の読み過ぎで先入観かもしれない)。コントラバスはとってもよくはいる。市販の民生用マイクを聞き慣れた耳には、ちょっと入り過ぎじゃない?と思うぐらい。のレよく言われるように多少高音が強調されるような気がする(が、スペックと風評の読み過ぎで先入観かもしれない)。コントラバスはとってもよくはいる。市販の民生用マイクを聞き慣れた耳には、ちょっと入り過ぎじゃない?と思うぐらい。

ピッコロソロのヴィヴァルディ。セッティングは、はっきり言って苦しい。マイクをソロからできるだけ離してコンミスの頭の上あたりにもってきた。だが録ってみるとおもいっきりピッコロが近い。耳元で吹いているみたいな録音になってしまった。あかん。大量の修行が必要かも。

このあと、夕食のため一回セッティングをこわして、再度セッティングしたらいつもの習性で、窓にびったり寄るセッティングになってしまった。しかも曲目はベートーヴェン。力の入る楽章で、ヴァイオリン側の左チャンネルがレンジオーバーして歪んでしまった。録音中もちょくちょくDATのレベルメータを見ていたのだが、DATはレンジオーバーしていなかったぞ。あとで波形を調べたら、左チャンネルで大量に、右も少し、フルビットのずっと手前で波形がサチっている。マイクの入力限界?えー弦楽器で?!なにか間違ってるんじゃないの?

修行します。しくしく。

しかし。しかーし。修行もせず、本番で使ってしまいました。本番では例のBEHRINGERの小型ミキサーを間に入れて、RCAピンでDAT、アンバランスフォーン→バランスXLRのケーブルをバランス側で3本ぐらいつないでビデオのLINEINに。ビデオで、今度は右チャンネルに、大音量のときにクリック性のノイズが多数。フォルテでブチブチいって、まるで聴けない録音の一丁上がり。これまたレコーダーはフルレンジ前。入力レベルを絞っても改善されない。でも、DATは無傷。ということは、マイクが原因ではない?その後おなじカメラをキタラでライン録りで使ったけれどもいつものように全く問題なし(おいおいちゃんと原因調べてから使えよ)。ではケーブルか?何本もつないだのがダメだったのか?アンバランス→バランス変換か?

しくしく。修行します。だいたい無謀だよな。DATが無傷でよかったよかった。


by Makoto Hiroshige