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2004年08月11日
踊る Samba ?
そろそろ、初の卒論生が配属になってきそうなので、前任の先生の残したままになっていた研究室のメンテナンスを開始。パスワード不明で取り扱い不能だった 2 台のパソコンに、HD のフォーマットから始める「生まれかわり型再インストール」を施す。それにしても再インストールは時間がかかる。
研究室内ネットワークでは、FreeBSD ベースの Samba を Windows 系のサーバーにしていた模様なので、そのコントロールを手中に収めるべく、Samba の再設定に挑戦。
しか〜し。
まんまと、Samba に「踊らされ」ました。
やっぱり、人が設定したものをあとからこそこそいじっても、訳がわからないだけみたいです。
手元のマシンにローカルにログインすれば、Samba サーバーのディスクは見えるようになるようで、
Samba サーバー上の個人フォルダにアクセスするときに、サーバーへの認証がかかる。
でもはじめからドメインログインをしようとすると、アカウントがないかサーバーが落ちてるからダメ、と言われてしまう。
むむむむむ。
Samba の version は 2.2。新しい 3.0 があるらしいからそれを入れ直すかな。OpenLDAP も流行り?のようだし。
でも、ここで考える。ホントにサーバー必要?
研究室の人員は 5 〜 6 人、せいぜい最大 8 人ぐらい。たぶん早い時期に「一人に一台」の本来の「パーソナル」コンピュータとなり、そうなると個人のファイルはそれぞれのマシンにローカルに置けばよく、ファイルサーバーすら要らないかも。ましてアカウントはそれぞれのマシンに「自分」だけあればよく、アカウントの集中管理など必要ない。理由を無理矢理見つけるならせいぜい、学生が将来教員になったときにコンピュータ教室の管理のために使うかもしれないから、そのときまでに慣れられるように入れておく、ぐらい。でもコンピュータはソフトウェアも含めてそもそも「道具」であり、「使う目的」があってはじめてモチベーションが発生する。少なくともそれが健全である。「特に用事はないが使い方を覚えるためだけに導入した」ソフトウェアは、結局「覚えないほど使わない」のである。
どうも、「Samba は踊らない」という結論に限りなく近づきそう…
投稿者 Makoto Hiroshige : 2004年08月11日 22:00