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2006年02月01日

住基カード&電子証明書

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税金の手続きがカンタンになると言うので、市役所にいって住民基本台帳カードと電子証明書の発行をしてもらった。お役所の一角に連れられて、書類を書いたり暗証番号を打ったり。職員の人が 3 人がかりで(4人だったかな)あーでもないこーでもない、けっこうあたふたしていた。

まず、電話で問い合わせたら丁寧に説明してくれて、写真も現場で撮ってくれる、とのこと。本当は自分で用意した方がいいのかな…と、なんとなくヨカンがした。案の定、行ってみると、(カメラマンではない普通の)職員の人が(普通の)デジカメで、役所のロッカーの前に(これは写真用?の)背景布をたらして、(フツーに)バシッとフラッシュを焚いて、撮ってくださった。どんなのが撮れたかは最後まで見られなかったが(見せてくださいとは言わなかったので)、案の定、きわめて人相の悪い写真ができあがった。まあ、ありのまま撮れたんだから、仕方ないけど…。これがなんと有効期限 10 年。この「人相悪い男」と 10 年間つきあうのだ…

その後、机で書類を書いて待っている間、向かい側の机に置かれたコンピュータ 3 台ぐらいと、職員の人 2 人が、「きわめて不安げな様相で」作成作業をしていた。特に中年の男性の職員の人は、「えっと、○○○○(私の名前)、○○○○(もいちど私の名前)、でいいんだな、うん、生年月日、○年○月○日、いいよね?、○月○日、いいよね?いいよね?」と、いちいち声に出して、何回ももう一人の女性の職員の人に確認する。もう不安でしょうがない、という感じである。あの〜、本人の私が向かい側で聞いてるんですけど…。そんなに不安そうにやられるとこっちも不安になるんですけど(苦笑)。

一方もう一人の女性の職員の人は、キビシイ表情で作業している。とちゅうで、なにやらエラーか何か出たらしくて、もっとキビシクなった。困った…というオーラが漂った。するともう一人、3 人目の女性の職員の人がやってきて、慣れた感じで説明して、どうやらエラーは乗り越えたらしい。この 3 人目の人は電話で説明してくれた人だ。

まあ、こっちとしてはある程度予想された事態なので、苦笑いしながらも、お仕事ご苦労様です、という気分だったのだが、それにしても、「コンピュータ」なるものは、どうしてこんなにわかりにくくて不安なものなのか、と考えてしまう。とくに、中年以上の年配の人にとって、一般にコンピュータは「わけのわからない」ものらしい。こんなものが導入されて、不運にもその担当になって、仕事がやりにくくなって、お気の毒だなあ、とつくづく思う。

まあそれはともかく、コンピュータはエラーとか結構出すモノなので、じたばっている様子がお客に見えないように、仕事はお客と離れたところでやったほうがよさそうではありませんかね? まあ、見たところ役所にはそんなスペースはなさそうだし、お客自身にパスワードを入れさせなければならないから、仕事するキカイとあまり離れるわけにいかない、というのはわかるけど。

投稿者 Makoto Hiroshige : 2006年02月01日 22:00

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