« ポルタティーフ・オルガン制作:ボディー本組立 | メイン | ポルタティーフ・オルガン制作:ふいご制作開始 »

2010年09月22日

ポルタティーフ・オルガン制作:ばね作成・初試奏

2010/09/22の記録です。

ボディーをクランプしている間、ばね作りに移ります。直径1.5mmのピアノ線を、指定の長さに切っていきます。おニューのニッパー大活躍。

IMG_0971.jpg

アントレ田中先生方式の、ピアノ線曲げ作業ツールを作ってばねを曲げていきます。アルミのパイプの片方をつぶしてふさいだものです。

IMG_0972.jpg

同じくアントレ田中先生方式の、ばね取り付けツールです。でも、これではあっちこっち干渉してうまくいかなかった…。第一この写真ではばねの取り付け方向が逆です。

IMG_0973.jpg

干渉する部分を切り取り、ばねの方向も正しくセットすると、こうなります。これを差し込んでばねをはめる。

IMG_0974.jpg

ばねをはめ終わったところです。けっこう、苦労しました。大汗をかいてしまった。どうもコツがあるみたいです。練習と経験量が必要か。あと取り付けツールももっと工夫できそうです。

20100922organ-pallets.jpg

さっそく、パレットを押す棒「スティッヒャー」として、パレットの支点ピンで切り取られた釘のあたま部分を仮に差し込んで、パレットの動きを確認。まあまあ、よさそう。1~2個ちょっと動きの悪いものがあります。

こうなると、早く音を出してみた~い、となります。前ふたを急いで作り、ハタガネで仮固定して、パイプを何本か立ててみます。

IMG_0975.jpg

吹き込み穴に口をつけて、吹いてみます。まだたくさん空気漏れするので、息がたくさんいりますが、まあ、なんとか、鳴るみたいです。ものすごく調子よい、というわけではない。うれしさ半分、くやしさ半分。

今日はここまで。時刻は21:30。

投稿者 Makoto Hiroshige : 2010年09月22日 19:02

コメント

 
-->