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2010年05月25日

Excel 課題を perl スクリプトでチェック

2010 5/25 今年も大学1年生たちと、教養基礎科目としてパソコン操作の実習をしています。必修科目です。この科目、私のクラスは moodle を使い、説明は flash video に録画してあって、提出も moodle でアップロード一発。学生はひとりひとり自分のペースで進むことができます。唯一残った手作業が、提出された課題ファイルのチェック。こればかりは一つ一つ、丁寧にやるしかない。コメントをつけて学生にフィードバックします。

でも Excel の場合、私のクラスは数式の訓練が中心なので、第一次チェックぐらいなら機械化できないか、と考え始めました。今年はこの点の能率化に着手です。

いろいろ調べた結果、以下のような方針にしました。


  • サーバ上で提出ファイルをコピーで集める。新しいディレクトリを作りそこに集める。ディレクトリの特定に必要なコース番号、課題番号は、手作業でサイトのリンクURLを見て調べる。ここでは moodle のデータベースなどは使わない。

  • コピーで提出ファイルを集める際、ファイル名を学生番号にリネームする。このときは moodle のデータベースから学生番号を得ることにする。ここまでは python で書く。(walk を使いたいので)

  • Excel ファイルの中身の解析は、Windows 上の Active Perl についてくる OLE ライブラリを使う。Excel を起動させておく必要があるため Windows 限定となるが、数式を取り出せるのはこれしか見つからなかった。

  • 正解のパターンを作るところなどは、当面 perl で逐一ごりごりと書く。


これでまずは、初めの簡単な「四則演算」の課題をチェックするところまでこぎ着けた。なかなか手間暇かかるが、何度も使うことが想定されるので効率化の効果は期待できる。しばらくはひきこもって perl とおトモダチになろう…

投稿者 Makoto Hiroshige : 2010年05月25日 21:30

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